せっかち女の妊活ときどき日常

28歳 これでも、新婚生活満喫中

(結果)子宮外妊娠でした

続き

 

結果から言うと、珍しい卵巣への子宮外妊娠でした。

 

1日自宅安静しましたが、HCGの値がぐんぐん上がり、入院になりました。

 

入院から4日間、HCGの値はどんどん上がるも子宮内に何も見えず。

5日目についに掻爬手術となりました。

この時のHCGの値は45000

1桁も2桁も間違ってそうですが本当です。

 

子宮外妊娠だとHCGが低かったり、出血があったり死ぬほど腹痛があったり、とネットで見てましたが全然当てはまらず。腹痛も入院してからなくなっていました。

今思えば卵巣のてっぺんで悠々と育ってたからかな。卵管だったら痛かったのかも。

それと、私が入院したから赤ちゃんも安心してサインを送るのをやめてくれたのかも。。。

 

そんなわけで子宮外妊娠じゃなくて初期流産か胞状奇胎かなーと楽観視してたわたし。

 

掻爬手術はラミナリアを入れるのが痛かったのですがギリギリ耐えられるレベル。手術中も麻酔が効き、2時間後には割とすっきり目が覚めて夕食も食べられました。

 

翌日、HCGが下がっていれば退院予定だったので、荷物を片付けたりしたのですが、なんと数値が48000に上昇。

緊急で腹腔鏡手術が決まりました。

 

もはや悲しみよりも早く終わってくれという気持ち。

この頃には泣くことも少なくなりました。

 

入院も麻酔も手術もなにもかも初めて。

自分の病気じゃなくて、もう一つの命のことでこんなことになるとはなぁ。とぼんやり考えていました。

 

手術は眠っている間に終わりましたが、

その後の尿道カテーテルと麻酔のキレが悪く、最悪の気分。

 

翌日以降も腹部全体が痛み、おしっこするのも痛い。寝返りも打てなくて腰がいたい。歩くのもつらかったです。

 

 

そして最初に言ったとおり、赤ちゃんがいた場所は卵巣でした。

子宮外妊娠は全体の1%

卵巣妊娠はその中でも2%ほど。

全妊娠の0.02%の貧乏くじをひいたわけです。

 

 

ただ幸いなことに卵巣の一部を切除したのみで臓器は残してもらえました。

でも悲しいな。てっきり卵管のあいだで詰まっちゃったのかなと思ってたのに、そこにすらたどり着けなかったということはピックアップ障害かもしれない。次も繰り返すのではないかと思うと怖くて。

 

卵管や卵巣を切除した人にはその悲しみがあると思います。人にはそれぞれの悲しみがあるんですよね。

いまは前向きに妊活のことは考えられません。

 

適当に不妊クリニックを選んだけど、次するならちゃんと選ぼう。もう自然妊娠怖いし体外受精するなら仕事も辞めようかな、と終わったばかりの頭では考えてます。

 

まだHCGの値が下がりきっていないので、治療は続きますが、初めての妊娠はとても辛い経験になりました。

 

なんで自分なんだろ。やっぱり日頃の行い?

いままで人のこと妬んだり悪いことばかりしてきたからかなという思いは尽きません。思わない方が難しいです。

 

でも前向きな考えも湧いてきました。

これまでの人生1回で上手くいったことってなかったけど、1回失敗したらその次は上手く出来たこと多かったなとか。

 

仲が良い友達がいて、大好きな夫がいて、一緒に泣いてくれた親がいて、美味しいもの食べて、それなりに仕事もして、十分幸せだな。

 

神様は乗り越えられない試練は与えないって言うけど、これは乗り越えるのキツイ。でも乗り越えなきゃ。

 

 

 

眠れない夜に書きなぐりました。

見返しません。